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会議の特徴
クライシス会議
本会議は、クライシス会議と呼ばれる形態をとる会議です。クライシス会議とは、会議内で時間変動があり、都度デリが行った判断、行動が、議場の内外に影響し、世論や関係者の声、戦況などの形で反映される会議です。時間変動のない通常の会議とは異なり、自分の下した判断が、どのような形で影響を及ぼし、反応として帰って来るのかを、会議後のレビューの時だけでなく、常に眼前に突き付けられるという点で、より「リアル」な会議となっているといえるでしょう。
腰を据えた議論
本会議は、約2週間という、クライシス会議としては、比較的短い期間を捉えたものとなっております。クライシス会議にも様々あり、一概に言えるわけではありませんが、多くのクライシス会議では、会議内で扱う期間が長く、一瞬の判断の遅れが命取りとなったり、逆に時間がないが故に拙速な決断を行い、決断者の国益にならないばかりか、ほかのどのアクターにも得にならない判断に行き着いてしまったり、ということがしばしばあるように見受けられます。しかし、本会議で扱うリビア情勢は、そうした意味では、タームあたりで進行する期間が短いため、比較的腰を据えた議論をしながら判断することができます。
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